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相続をする方へ

遺産相続の生前対策

相続は、法的手続きに時間と労力がかかるため、相続人同士のトラブルを防ぐためにも、早めの生前対策が重要です。生前にできる対策として以下の4つがあります。

  1. 財産の目録作成
    現金、預貯金、不動産、車、株式、ゴルフ会員権など、経済的価値のある財産をすべてリスト化します。借金や住宅ローンなどの負債も目録に含めます。
  2. 法定相続人の確認
    誰が法定相続人になるかを確認し、必要であれば遺言書を作成します。特定の相続人に全財産を相続させる場合には遺留分の請求がトラブルに発展する可能性があるため注意が必要です。
  3. 財産を分割しやすくする
    相続人が複数いる場合、土地や建物のように分割が難しい財産は現金化することで、分配が容易になり、相続税の納税資金としても利用できます。
  4. 遺言書・エンディングノートの作成
    遺言書は法的効力があり、相続におけるトラブル防止に役立ちます。エンディングノートは法的効力はありませんが、遺族への思いを自由に伝えるためのツールとして適しています。

遊休地活用の方法とメリット

遊休地とは、使用されていない土地のことです。放置すると固定資産税が発生し、管理の手間もかかります。遊休地の有効活用として、以下の方法が考えられます。

  1. 賃貸マンション・アパート経営
    賃貸住宅を建てることで安定した収益を期待できます。「事業受託方式」では、事業計画や管理を専門業者に任せることができ、オーナー様の負担を軽減できます。
  2. 貸駐車場
    整地だけで始められるため、初期投資が少なく済みますが、賃貸住宅に比べ収益性は低いです。
  3. 太陽光発電
    環境貢献に加え、一定の収益が期待できます。ただし、電力買い取り制度の先行きについては不透明な部分もあります。

遊休地売却のポイント

遊休地を売却することも有効な活用方法の一つです。譲渡益には譲渡所得税が課されますが、収入を得ることができます。ただし、一度売却すると今後の活用はできなくなるため、売却前に土地活用を検討することをおすすめします。

家族信託の活用

財産を子に移し、管理や運用の権利を渡す家族信託は、認知症などで財産の管理が難しくなった場合に役立ちます。親の生活費や医療費に使用できる点がメリットです。ただし、相続税の節税効果はありませんので、適した対策を検討しましょう。

ご相談は専門家に

ユーミーコーポレーション熊本支店では、相続や遊休地の有効活用について豊富な実績とノウハウを持っています。お気軽にご相談ください。